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スマホは接続できるのにPS4が!原因と解決への近道

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お役立ち

PS4がWiFiに繋がらない原因とは?

急に接続できなくなった理由

PS4が急にWiFiに接続できなくなる原因は、実に多岐にわたります。

最も多いのは、ルーターの再起動や電源切断の影響によるIPアドレスの競合です。
また、PS4本体側でネットワークキャッシュが蓄積され、通信エラーを引き起こすケースもあります。

加えて、家庭内のネットワーク機器や接続構成を変更した際、PS4のWiFi設定が自動的に無効になることも。
特に、接続できていた環境で突然通信が遮断された場合は、ネットワーク設定の初期化やDNSエラー、暗号化方式の不一致などが発生している可能性が高いです。

WiFiの電波干渉やルーターのチャンネル設定も見直す必要があります。

PS4だけが繋がらない場合の考えられる問題

スマホやパソコン、タブレットなど他の端末はWiFiに問題なく接続できているのに、PS4だけが接続できないという現象は、よくあるトラブルの一つです。

この場合、考えられる要因としては、PS4のMACアドレスがルーターでブロックされている、またはフィルタリング設定により接続が拒否されている可能性があります。
また、PS4本体のWiFiアンテナが劣化していたり、物理的に破損している場合も考慮する必要があります。

さらに、接続先のルーターがファームウェアの不具合を抱えていたり、親機が同時接続台数の上限を超えている場合にも、PS4のみ接続不可となることがあります。
ネットワーク設定の確認だけでなく、ハード面でのチェックも視野に入れましょう。

インターネット接続診断が失敗する場合

PS4の[設定]メニューから行える「インターネット接続診断」で失敗する場合、いくつかの要因が考えられます。

代表的なのは、DNSサーバーの応答が遅延していたり、無効なIPアドレスを取得しているケースです。
特にIPアドレスが「169.254」で始まる場合は、DHCPサーバーからの割り当てが正常に機能していないことを意味します。
また、接続診断のどの段階でエラーが出ているか(IP取得、インターネット接続、PSNログインなど)を見極めることが、トラブル特定の第一歩です。

加えて、ネットワーク環境の見直しとして、PS4の再起動やルーターの電源OFF/ON、設定リセットも有効な手段となります。

スマホは繋がるのにPS4ができない理由

スマホとPS4の接続方式の違い

スマホはWiFiの再接続が非常に柔軟で、SSIDの変更や暗号化方式が変わっても短時間で自動適応します。

さらに、多くのスマートフォンには、複数の接続候補の中から最適なアクセスポイントを選択するアルゴリズムが搭載されており、通信の切断が起こっても即座に再接続できる仕組みがあります。

一方、PS4はゲーム機として設計されているため、スマホほどの適応性はなく、WiFi規格やルーター設定との相性に敏感です。
特にWPA3専用のルーター設定に対しては非対応で、通信の初期認証自体が通らないケースも見られます。
また、PS4の無線機能は一部のルーターとの互換性問題が報告されており、通信が不安定になりやすいことも留意すべき点です。

WiFiの設定の問題

WiFiのSSIDが非表示になっていたり、以前接続していたネットワークのパスワードが変更された場合、PS4は自動で再接続することができません。

特に、PS4はSSIDを自動スキャンしても非表示のものを認識しないため、手動入力が必要になります。
また、2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応しているルーターを使用している場合、それぞれのSSIDを別名で設定していると、PS4が正しい帯域に自動で接続できず、接続エラーが出る可能性があります。

さらに、PS4のWiFi設定が保存されていても、ルーター側でIPアドレスのリース更新がうまくいかないと、再接続に失敗する場合があります。このような場合は、設定を一旦削除して再設定することが効果的です。

ルーターやモデムの影響

ルーターやモデムの状態もPS4のWiFi接続に大きな影響を与えます。

ファームウェアが古いルーターでは、最新のデバイスとの通信に不具合が生じることがあります。
特に、長期間更新していないルーターでは、セキュリティプロトコルや互換性の不具合が発生しやすく、接続失敗の原因になります。

また、家庭内で同時に複数の端末がWiFiに接続されていると、PS4への帯域が不足し、接続できない・不安定といった症状が現れやすくなります。

特定の機器が帯域を大量に占有していると、PS4の通信がブロックされることもあるため、QoS(通信優先順位)設定を活用するのも有効です。

必要であれば、ルーターの再起動や初期化を行い、接続台数の最適化を図りましょう。

PS4をWiFiに繋げるための対策

WiFi設定を手動で行う方法

[設定] > [ネットワーク] > [インターネット接続を設定する] から [Wi-Fiを使う] > [カスタム] を選び、SSID、暗号化方式、パスワード、IPアドレスの設定を手動で入力してみましょう。

自動設定ではうまくいかないケースでも、手動入力ならば接続できる可能性が高まります。
特に、IPアドレスやDNSサーバーを固定することで、通信の安定性が改善されることがあります。DNSにはGoogleの「8.8.8.8」や「8.8.4.4」、Cloudflareの「1.1.1.1」など信頼性の高いものを設定するのが効果的です。

加えて、MTUの値を手動で「1473」や「1450」に変更することで、通信エラーの回避につながることもあります。プロキシサーバーの設定は「使わない」にするのが一般的です。

IPアドレスの取得方法と確認ポイント

PS4で「インターネット接続診断」を行い、IPアドレスが「169」で始まっている場合は、ルーターとの正常な通信が行われていないサインです。

これはDHCPサーバーが機能していない、もしくはIPアドレスの競合が起きている可能性を示します。
DHCPが無効になっていないかルーターの設定画面で確認し、必要であれば再起動や初期化を行いましょう。

さらに、手動でIPを割り当てる場合は、ルーターの割当範囲外のアドレス(例:192.168.1.200 など)を指定し、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイ、DNSも正確に入力する必要があります。
スマホやPCと同じネットワーク内にあるかも再確認してください。

安定した接続のための改善策

WiFiの電波が届きにくい場所では、中継機やメッシュWiFiの導入が非常に有効です。

ルーターの設置場所を変えるだけでも改善する場合があり、できる限り高い場所で、遮蔽物の少ない位置に設置するのが理想です。
また、PS4本体の近くに電子レンジやBluetooth機器、ワイヤレス電話などがあると、WiFiの2.4GHz帯と干渉しやすくなり、通信不良の原因となります。

干渉を減らすためには、5GHz帯への切り替えや、チャネル設定の手動変更も検討しましょう。
さらに、PS4のWiFiアンテナが劣化している場合は、USB接続のLANアダプターなどで有線接続への切り替えを行うこともひとつの対策です。

無線接続の問題を解決するためのチェックリスト

DIRを使用したトラブルシューティング

D-Link製ルーターのDIRシリーズを使用している場合、特有の接続トラブルが発生することが報告されています。

例えば、PS4がIPアドレスを正常に取得できない、WiFiに接続はされるがインターネットにアクセスできないといった現象が起こることがあります。

これは、DIRシリーズの初期設定においてUPnP(ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ)機能が無効になっていたり、ポートフォワーディングの設定が不完全である場合に発生します。

解決策としては、ルーターの管理画面からファームウェアを最新版に更新し、UPnPを有効化する、または手動で必要なポート(例:TCP 80, 443, 3478-3480)を開放することが有効です。

設定の保存後はルーターとPS4の両方を再起動することで、問題が改善される場合が多いです。

Wi-Fi周波数帯域の確認

PS4はモデルによって異なりますが、基本的には2.4GHzと5GHzの両方に対応しています。

ただし、初期型のPS4では2.4GHz帯にしか対応していないこともあり、この周波数帯域は電波干渉を受けやすく、通信速度が遅くなる傾向があります。

現代のWiFi環境では、5GHz帯を利用することで、より高速かつ安定した通信が期待できます。
ルーターがデュアルバンドに対応している場合は、SSIDが分かれているか、1つに統合されているかを確認し、PS4側で明確に5GHz帯を選択できるようにしましょう。

また、5GHz帯は障害物に弱いため、ルーターの設置場所や距離も考慮する必要があります。

ネットワーク障害の発生を確認する手順

PS4の接続トラブルがルーターや本体の問題でない場合、外部要因であるネットワーク障害の可能性もあります。

まずは、スマホやパソコンを使って、契約しているインターネットプロバイダの公式サイトやTwitterアカウント、障害情報まとめサイトなどをチェックしてみましょう。

特に夜間や週末は、アクセス集中によって一時的な回線不安定が起こることがあります。
さらに、地域ごとの光回線トラブルや工事情報が表示されている場合もあるため、住所を入力して確認できるサービスも活用しましょう。

障害情報が公開されていない場合でも、回線速度測定ツールなどで速度低下の有無をチェックし、断続的な問題が続くようならプロバイダに問い合わせることをおすすめします。

PS4が接続できる環境を整えるためのポイント

必要な通信速度とその確認方法

PS4のオンラインプレイには、最低でも下り5Mbps以上の通信速度が望ましいとされています。

ただし、ボイスチャットやオンライン対戦、アップデートのダウンロードなど、同時に複数の通信を行う場面では、10〜20Mbpsの速度があると快適にプレイできます。
速度の確認には、「Fast.com」「Speedtest by Ookla」などのインターネット速度測定ツールを使う方法や、ルーターの管理画面にログインしてリアルタイムの通信状況を確認する方法があります。また、WiFi接続時と有線接続時の速度差を比較することで、どちらがより安定しているかを把握することもできます。

モバイル機器との相互干渉を避ける方法

スマートフォンやタブレット、スマートスピーカーなどのモバイル機器がWiFiに同時接続されていると、帯域幅を消費し、PS4の通信が不安定になることがあります。

特に動画ストリーミングやオンライン会議など、データ量の大きい通信を行っている場合は注意が必要です。

不要な機器のWiFiを一時的にオフにしたり、使用時間をずらしたりすることで、PS4に十分な帯域を確保することができます。
また、QoS(Quality of Service)設定を使ってPS4の通信を優先的に処理させることも干渉を軽減する一手です。

最適なWiFiルーターの選び方

PS4に適したWiFiルーターを選ぶには、「IPv6対応」「デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)対応」「QoS機能搭載」「MU-MIMO対応」などの仕様をチェックしましょう。

これらの機能により、同時接続時の通信品質を保ちやすくなり、オンラインプレイ中のラグや切断を防ぎやすくなります。

具体的には、NECやバッファロー、ASUS、TP-Linkといったメーカーの高評価モデルが安定性に優れています。

また、家庭の広さや間取りによっては、メッシュWiFi対応ルーターを導入することで、家中どこでも快適な接続を実現できます。
定期的なファームウェア更新が提供されている製品を選ぶことも重要です。

解決できない場合の最終手段

有線接続を試す効果

LANケーブルを使った有線接続は、WiFiに比べて通信の安定性が非常に高く、遅延(ラグ)や通信切断のリスクを大幅に軽減できます。

特に、オンライン対戦ゲームやストリーミング再生など、リアルタイムで大量のデータを送受信する状況では、WiFiではカバーしきれない通信のばらつきが発生する可能性があります。
有線接続を使用すれば、こうした問題を回避しやすく、プレイ中のストレスも減少します。

さらに、ルーターから距離がある場合でも、有線接続用の中継スイッチ(スイッチングハブ)やフラットLANケーブル、または電源線を活用したPLC(電力線通信)などの活用により、柔軟に配線を延長することも可能です。
接続が不安定なときは、まず有線接続を試してみる価値があります。

プロバイダに問い合わせるタイミング

もしPS4だけでなく他の端末でもインターネット接続が不安定な場合、それはルーターやモデムの問題ではなく、インターネットサービスプロバイダ(ISP)側に原因がある可能性があります。

例えば、地域的な回線障害、メンテナンス、あるいは通信制限などが影響していることもあります。こうした問題は、自分で対処することが難しいため、まずはISPの公式サイトで障害情報を確認し、それでも解決しない場合はサポート窓口に問い合わせましょう。

問い合わせの際には、回線速度の測定結果や発生時刻、接続機器の種類などをあらかじめ整理しておくとスムーズに対応してもらえます。
長時間安定しない状況が続く場合には、ルーター交換や回線契約の見直しも検討しましょう。

PS5や他機器との接続の成功事例

もし同じネットワーク内でPS5やNintendo Switch、スマートフォン、PCなどの他の機器が正常にインターネットへ接続できている場合、それはPS4本体に原因がある可能性を強く示しています。

この場合は、まずPS4のネットワーク設定を削除し再設定することで解決する場合があります。

それでも改善しない場合には、PS4のシステムソフトウェアに何らかの不具合があることも考えられるため、本体の再起動や「設定」→「初期化」→「インターネット接続設定の初期化」を実行してみてください。
最終的に、どうしても改善されない場合は、本体のフル初期化を行うことで改善するケースもありますが、この際はセーブデータやダウンロードコンテンツのバックアップを忘れずに行いましょう。

PS4のソフトウェアアップデートが影響することも

最新のソフトウェアバージョンの確認方法

PS4のネットワーク接続に関する不具合の中には、システムソフトウェアのバージョンが古いために発生しているものもあります。

そのため、定期的にソフトウェアの更新状況を確認することが非常に重要です。

[設定] > [システムソフトウェアアップデート] に進み、最新バージョンが適用されているか確認しましょう。

アップデートの際は、インターネット接続が必要になりますが、USBメモリを使用したオフラインアップデートも可能です。
これにより、WiFi接続できない場合でもソフトウェアを更新できます。

アップデートによって接続の安定性が向上したという報告も多く、特に過去のバージョンで起きていたWiFiの切断やDNS解決エラーなどが改善された事例もあります。

アップデート後に発生する問題

一部のユーザーからは、システムソフトウェアをアップデートした直後に、WiFi接続ができなくなったり、保存されていたネットワーク設定がリセットされたという報告があります。

これはアップデートに伴う設定の初期化や、ソフトウェアの互換性に起因するものです。
特に、特定のルーターや暗号化方式との相性が変化することがあり、これが原因で従来の設定では接続できなくなる場合もあります。

アップデート後に不具合が生じた場合は、まずネットワーク設定を削除し再設定することをおすすめします。

また、WiFiではなく有線接続を一時的に利用して、設定の確認や再ダウンロードを行うのも有効な対策です。

アップデートによる接続改善の報告

一方で、多くのユーザーがシステムアップデートによってWiFi接続の安定性が向上したと報告しています。

特に、アップデートに含まれるネットワーク関連のバグ修正やパフォーマンス改善は、PSNへのログイン失敗、ダウンロードの遅延、WiFi接続の断続などのトラブルに効果があったとされています。
公式パッチノートで「ネットワーク安定性の改善」が含まれている場合は、更新を適用することを強く推奨します。
最新のソフトウェアに保つことは、セキュリティの向上だけでなく、日常的なトラブルの予防にもつながるため、定期的なチェックを怠らないようにしましょう。

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