太宰府天満宮は福岡県にあり、学問の神様として知られる菅原道真公を祀っていることで有名です。境内は美しく、太宰府駅から続く参道には魅力的な店が多数あります。
散策にどれくらいの時間を費やすかは、悩ましい問題です。
この記事では、太宰府天満宮の訪問に最適な時間、見どころ、お土産選びのコツをご紹介します。
太宰府天満宮の散策時間はどのくらい?
太宰府天満宮を訪れる場合、参拝だけなら約1時間から1.5時間が目安です。
食事や参道の散策も楽しみたいなら、3時間程度は見ておくと良いでしょう。
初詣や週末などは特に混雑するため、もっと長い時間を想定すると安心です。
梅ヶ枝餅など人気の店舗は混雑することが予想されるため、閑散期の平日に訪れるのがおすすめです。
太宰府天満宮の開門と閉門時間
太宰府天満宮の開門と閉門時間は季節によって変わりますので、訪れる際は特に早朝や夕方の時間をチェックすることが大切です。
開門時間について
春分の日から秋分の日までは朝6時に開門し、その他の期間は6時30分に開門します。
閉門時間について
4月から5月、9月から11月は夜7時に閉門し、
6月から8月は7時30分に、
そして12月から3月は6時30分に閉門します。
金曜日と土曜日は、九州国立博物館の夜間営業に合わせて閉門時間が遅くなることがあります。
参道の商店営業時間
太宰府天満宮の参道沿いの店舗は朝9時から開店するところがありますが、すべての店が同時に開くわけではないので、さまざまな店舗を訪れる予定の場合は、10時以降に来ることをお勧めします。
店舗は大体18時頃まで営業しています。
太宰府天満宮で見つけることができるお土産のおすすめ
太宰府天満宮への旅行は、家族や友人に喜ばれる素敵なお土産を選ぶ絶好の機会です。
ここで、特に人気のお土産アイテムをいくつかご紹介します。
梅ヶ枝餅
梅ヶ枝餅は、もち米とうるち米を巧みに混ぜ合わせた生地で、あんこを包んで焼いた、伝統的な味わいの和菓子です。
太宰府天満宮の参道には、梅ヶ枝餅を販売する店舗が30軒以上ありますが、「かさの家」は特に人気で、開店と同時に行列ができます。
適度な甘さが魅力で、何個でも食べられるでしょう。
異なる店舗のものを味比べするのも楽しいですよ。
持ち帰り用は個別に包装してもらえますが、
常温では1日で賞味期限が切れるので、冷凍のものをネットで購入すると便利です。
トースターで温めると外はカリッと中はもちもちとしてさらに美味しくなります。
お守りと文房具
太宰府天満宮は、学業成就や合格祈願にちなんだお守りで知られています。
デザインや色のバリエーションが豊富で、見た目も美しいお守りが揃っています。
文房具も、従来の合格鉛筆に加えて、近年では梅花柄のシャープペンシルなども取り扱っています。我が家の子どもは、特に太宰府天満宮の「クルトガ」を愛用しています。
訪れた記念に特別な日付が入った御朱印をいただくのもおすすめです。
『えとや』梅の実ひじき
『えとや』の梅の実ひじきは、地元産の梅の実を使い、しその風味を加えた香ばしいひじきです。
ご飯のおかずにはもちろん、春巻きやパスタにも合う汎用性の高さが魅力です。
太宰府天満宮の参道だけでなく、福岡のスーパーでも見かけることがあります。
購入したら、保冷バッグで持ち運ぶか冷蔵庫で保存するのが良いでしょう。
太宰府天満宮の見どころ紹介
太宰府天満宮のおすすめスポットをご案内します。
本殿の改修と仮本殿
現在、太宰府天満宮の本殿は124年ぶりの大改修工事を行っており、その間、仮本殿での参拝が可能です。
この仮本殿は、緑豊かなユニークなデザインで、アニメの世界を彷彿とさせます。
この特別な光景は数年間限定で見られるので、訪れるチャンスです。
本殿は道真公の墓所上に建立され、1591年の再建以降、国の重要文化財として保存されています。漆塗りの装飾が施され、年に一度新しく塗装されています。
幸運を招く御神牛
太宰府天満宮には道真公と牛の縁にちなんだ多数の牛の彫刻があり、触れると幸運が訪れるとされています。
長年の触れ手により、特に頭部が磨かれて輝いています。
鳥居近くの大牛彫刻は、写真撮影スポットとしても人気で、混雑を避けて触れたい時は、静かな時間を選ぶのが良いでしょう。
伝説の飛梅
太宰府天満宮は、200種以上の梅が植えられた梅林で知られています。
特に2月から3月は赤や白の花が咲き乱れ、美しい景色を見せます。
これは道真公の愛した梅にまつわる「飛梅伝説」に基づくものです。
毎年最初に花開く飛梅の神木は、道真公の梅への愛情を象徴しています。
隈研吾デザインのスターバックス
参道には隈研吾が設計したスターバックスがあります。
和と現代が融合したモダンなデザインで、訪問者を魅了しています。
太宰府天満宮への訪問時には、ここでひと休みするのもおすすめです。
太宰府天満宮訪問後のまとめ
太宰府天満宮の観光には、参拝だけであれば1時間から1.5時間が目安ですが、参道での食事や買い物も楽しむなら合わせて3時間は見ておくと良いでしょう。
周辺には九州国立博物館や竈門神社もあり、これらを含めて一日かけてゆっくり観光するのがおすすめです。
四季によって異なる魅力があるため、何度も訪れてすべての魅力を体験することをお勧めします。