ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの大人気アトラクション、「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」(愛称:ハリドリ)と、その逆走バージョン「バックドロップ」に注目してみましょう。
私自身、何度も体験していますが、どちらも「怖さ」と「楽しさ」が共存していて、まさにUSJならではの魅力を感じられるアトラクションです。
初めて乗る時は、その圧倒的な高さや速度に驚き、心臓がドキドキしてしまいますが、何度も体験を重ねるうちに怖さの中に「気持ちよさ」や「爽快感」を見つけられるようになります。
特に音楽を聴きながら走行できる点や、進行方向の違いによる体験の幅広さは、他のジェットコースターでは味わえない特別なポイントです。
さらに、友達や家族と一緒に乗ることで感じる連帯感や、思わず笑顔になってしまう瞬間など、アトラクションそのもの以外の楽しさも多く存在します。子どもから大人まで幅広い世代に愛されているのは、怖さだけでなく心に残る「楽しい思い出」がつくれるからかもしれません。
※本記事の内容は筆者の体験談をもとにしたものです。感じ方や効果には個人差がありますので、参考程度にお読みください。
ここでは、それぞれの恐怖度の違いと、怖さをやわらげるコツをご紹介します。
これから体験を考えている方にとって、より安心してチャレンジできる参考になれば嬉しいです。
「ハリウッド・ドリーム」と「バックドロップ」の怖さを比べてみる
ハリウッド・ドリームの怖さ:高さと浮遊感
- 高さ43.8mからの落下は迫力満点。思わず心臓がドキドキします。(※USJ公式発表による数値)
- 後部座席は浮遊感が強めで、苦手な方にとっては一番の恐怖ポイントになることも。
- 前部座席は視界が広がりやすく、少し安心感があります。
- また、昼と夜で体験の印象が大きく変わるのも特徴です。昼間は視界が明るく遠くまで見渡せるため高さがより実感できますが、夜はイルミネーションや街の光がきらめいて、幻想的な雰囲気の中でスリルを感じられます。
- 音楽の選曲によっても印象は変わり、アップテンポな曲だと爽快感が増し、バラードだと逆に落ち着いて乗れるという違いも楽しめます。
バックドロップの怖さ:予測できないドキドキ
- 後ろ向きに走るため、次の動きが読めずサプライズ感がいっぱい。
- 急降下やカーブで思わず声が出てしまう人も多いはず。心理的なスリルは一段と強く感じられます。
- 特に最初の上昇時は景色が見えないため、何メートル登っているのか分からず余計にドキドキ。落下する瞬間に予想外の感覚が訪れるので、通常のジェットコースターでは味わえない刺激があります。
- また、背中から風を受けることでスピード感が強まり、視覚的には見えない分、体感スピードが増したように感じるのも特徴です。
怖さをやわらげる5つのコツ
- 安全バーをしっかり確認
背中をシートにピタッとつけて、安全バーをきちんと固定。安心感がぐっと高まります。
また、体を左右に傾けすぎないように意識すると安定感がさらに増し、不安を感じにくくなります。 - 「楽しむ気持ち」で乗る
「怖い!」よりも「楽しい!」を意識するだけで体験の印象が変わります。笑ったり叫んだりして楽しみましょう。
好きな音楽を選んで乗ることで気分が上がり、恐怖よりもリズムや爽快感に集中できるようになります。 - 友達や家族と一緒に
励まし合える仲間がいると心強いもの。恐怖よりもワクワクの気持ちが大きくなります。
一緒に写真を撮ったり感想を共有することで、アトラクション後も楽しい思い出として残せます。 - 呼吸を整えてリラックス
乗る前に深呼吸をして、落ち着いた気持ちで挑むと余裕が出てきます。
目を閉じて風や音だけに集中すると、不思議と怖さがやわらぐこともあります。体をリラックスさせることがポイントです。 - 朝イチで体験してみる
待ち時間が短く、緊張が積み重ならないので、気持ちよく楽しめます。
体力がある午前中に挑戦すると、疲れからくる不安も少なくなり、よりポジティブに体験を楽しめるでしょう。
また、混雑を避けることで周囲の雰囲気も落ち着いており、安心してアトラクションに集中できます。
安全面について(公式情報より)
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式サイトでは、以下のような条件が案内されています:
- 身長132cm以上198cm以下であること
- 心臓・首・背中に不安がある方は利用を控えること
- 妊娠中の方は利用できないこと
- 小さなお子さまは必ず保護者と一緒に行動すること
- 動きが激しいため、眼鏡や帽子、スマートフォンなどの手荷物は落下防止のため持ち込み不可
- 乗車中は安全バーから手を離さず、立ち上がらないこと
また、体調が優れない場合や食後すぐの利用は避けた方が安心です。持病や体調に不安がある場合は無理をせず、必要に応じて医師の指示に従うようにしましょう。乗車中は風圧が強くかかるため、コンタクトレンズや身につけているアクセサリーにも注意が必要です。安全を守ることが、楽しい体験につながります。
👉 最新の条件は USJ公式サイト で必ず確認してみてくださいね。
まとめ:自分に合った楽しみ方を
- 「ハリウッド・ドリーム」と「バックドロップ」は、同じコースでも進行方向が違うだけでまったく別のスリルを味わえます。
- 怖さの感じ方は人それぞれ。無理をせず、自分に合った方法で楽しむことが大切です。
- 安全ルールを守りながら、ドキドキを「楽しい思い出」に変えてみましょう。
- 体験後に感想をシェアしたり、次に挑戦するときは違う座席を選んでみるなど、小さな工夫を加えると新しい楽しみ方が広がります。
- 初めての方は一度で満足せず、昼と夜、音楽や座席の違いを比べてみることで、自分なりのお気に入りスタイルを見つけやすくなります。
- また、家族連れや友達同士で乗る場合は、それぞれの反応やリアクションを見るのも大きな楽しみのひとつです。
- 体調や気分に合わせて無理をせずチャレンジすることが、一番安心して長く楽しむコツでもあります。
スリルを味わいながら、特別な一日を過ごしてみてください♪次回はぜひ別の角度や時間帯で乗ってみて、新しい魅力を発見してみましょう。